「結婚した時はまだ若いからお金もなかったので働き始めたけれど、子どもが小さかったとき大変で、手伝ってもらおうとカラカスへ母を呼んだの。だけど、労うために行った旅行の帰り道で交通事故に遭って母が亡くなったんです。すごいショックで辛くて、3年くらい本当に何もできませんでした。でもある日気が付いて、私が苦しんで泣いている様子を母が上から見たらもっと悲しむだろうと思った。私が死んで、母が生き残ったら、子どもたちはもっと苦しいでしょう。母は私が死なないように身代わりになって死んだんだとわかった。それからと思って立ち上がって。私が幸せにならなかったら、母はとても辛いはず。そして私が幸せになるためには、したいことをしないといけないと思ったのね。」