私の最初の日本公演は、1975年でした。私も私の同僚も、最初の公演からすっかり日本が好きになりました。日本のバレエファンの皆さんの温かいおもてなし、普通と違った素晴らしい拍手を思い出します。公演後私達は、劇場から出ることができませんでした。非常にたくさんのファンの方達が、サインを求め、私達にプレゼントを渡そうと待っておられたからです。
まさに贈り物の洪水でした。それは心のこもったものでした。バレエ芸術に対するこうした特別の態度によっても、日本という国は、私達の心に強く刻まれています。もうほぼ27年間、毎年私は、日本に行っています。今年は思いもかけず、
天皇陛下から旭日章を賜りました。
日本における文化芸術の発展に傑出した功績があったとして、モスクワの日本大使館で、この勲章を受け取りました。大変感動的で、興奮しました。このように私は、多くのことで日本と結びついているのです。