簡単なあらすじは、次の通り。マルセイエーズの森へ、コスタ・デ・ボルガル子爵が狩りにやってきて、美しい村娘ジャンヌにしつこく言い寄る。そこに兄ジェロームが現れジャンヌを救うが、貴族らに因縁をつけられ彼は投獄される。しかしこれを見ていた子爵の娘アデリーヌは、ジェロームを愛してしまい彼を逃がす。一方フィリップに率いられた義勇軍は、民衆の強い怒りによって燃え上がった革命の炎を支援すべく、マルセイエーズの森からパリに向け進軍している。ジャンヌとジェロームは、フィリップに入隊を願い、義勇軍は二人を受けいれる。その事を知った子爵は、娘のアデリーヌを連れて急ぎパリに向け出発する。
一方パリの宮廷では、ルイ16世と王妃マリー・アントワネットも出席して大夜会が催されている真っ最中。優雅なメヌエットが流れる中、王朝の繁栄を祈る乾杯がなされ、将校達は王への忠誠を誓う。 その時突然、外から革命歌「ラマルセーユズ」が響いてきて、宮廷の役人や将校達は、慌てふためく。